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賞状を書くときに使っている筆と墨

賞状筆耕で使う筆と墨

賞状を書くときは、筆は「選毫円健」、墨は「三歌仙」を使っています。

もう何年も、この組み合わせです。

10本買って、使えるのは2、3本

選毫円健は、ネットでまとめて購入しています。

唐筆は一本ごとの当たり外れが大きく、10本買っても、賞状書きに使えるのはだいたい2、3本です。

慣れてくると、最初に墨を含ませた瞬間に「あ、これはハズレかも…」と感じます。

当たりの筆は、自分の手によく馴染み、気持ちよく賞状を書き進めることができます。

できることならずっと使い続けたいです。

ただ、気に入った筆も使っているうちに毛が抜け、少しずつ書きづらくなります。

賞状全文筆耕では、一度に50枚以上のご依頼をいただくこともあり、一本の筆で最後まで書ききれない場合があります。

「この筆すごく書きやすい!」と思いながら書いていても、途中で交換が必要になることがあるため、使える筆は常に数本ストックしています。

墨は三歌仙

墨は、墨運堂の三歌仙を使っています。

これまで何種類か試しましたが、今のところ一番使いやすいと感じている墨です。

墨色が良く、粘度もちょうどいい。仕上がりもきれいです。

三歌仙は、浜松市内にある「事務キチ」で購入しています。

文房具や事務用品はもちろん、画材、賞状用紙、額縁、製図用品、ラッピング用品、家電まで並ぶ、品ぞろえの豊富なお店です。

墨を買いに行ったつもりが、いつもほかの物も一緒に買っています。

何年も使っている選毫円健と三歌仙は、今の私にとって、賞状を書くときに欠かせない道具です。

この記事の著者

上田 健太

「筆耕グループ」代表。筆耕士として、賞状、感謝状、表彰状の制作、宛名書きや卒業証書の名入れなど、幅広く手がける。実用書道の専門家として、美しく整った文字、受け取った人の心に残る文字を日々探究中。静岡県浜松市内で書道教室も運営中。保有資格:準一級賞状技法士、硬筆書写技能検定一級(文部科学大臣賞)、毛筆書写技能検定一級(日本書写技能検定協会理事長賞)

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